よく耳にする「カテキン」ってなぁに?!
って思っていませんか?
お茶に含まれる渋み成分をカテキンと言います。このカテキンには様々な効果がある事はよく知られていますが、改めましてその作用をご紹介します。少し長くなりますが最後までお読み頂けますと幸いです。
カテキンの作用!!
普段何げなく飲んでいる緑茶の渋み成分、あまり好きではない方もおられるかもしれませんが、大変重要な働きをしてくれます。
その作用は、抗酸化作用・動脈硬化や高血圧の予防・血糖値上昇を抑える作用・がんの予防・抗菌作用など、最近では生活習慣病予防やダイエット作用もあると言われ、数え上げればキリがないほど様々です。
インフルエンザが流行る頃に静岡の小学校ではお茶でうがいをする。というニュースをお聞きになったことはありませんか?お茶は、もともと古より漢方薬として日本に入って来て江戸時代に入り一般庶民にも日常的に飲まれるようになりました。
お茶を毎日飲むことでさまざまな効能がありますが、ここではその作用をご紹介いたします。
何故、お茶でうがいするのか?そのメカニズムをご紹介いたします。
少し、専門的な言葉を使いますがご理解ください。
①風邪などのウィルスは、人の鼻やのどから侵入しようとします。
②ウィルスが細胞に取りつく為にそれぞれの型のジョイント機能を持っています。
③抗体は定められた型のジョイントを防ぐ事ができ、感染を予防します。
④カテキンは、どのような型のジョイントも防ぐ事ができ、感染を予防します。
普段からお茶でうがいをすることで様々なウィルスを予防することができます。
別の話ですが、昔の人は、食後お茶でお口クチュクチュしていましたよね!見栄えはあまりいいものではありませんが、カテキンは抗菌効果も持っており、虫歯菌や口臭の原因となる菌を殺菌します。歯磨きなどの習慣が発達していなかった時代に生きた人の知恵だったのかも知れません。
何故、「べにふうき」茶が注目されるのか?
「べにふうき」茶が「メチル化カテキン」を多量に含む事がわかり、さまざまな機関で研究され発表されています。
本来この「べにふうき」は、紅茶用として栽培されていました。当店の国産紅茶はべにふうき種です。ただ残念なことに紅茶を作る発酵工程で「メチル化カテキン」が消失してしまう事が分かり、緑茶として加工されるようになりました。数年前から私たちも緑茶として飲むことができるようになりました。
下記「茶コンソーシアム」臨床試験では、通年性アレルギー(アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎)、季節性アレルギー(スギ花粉症)に対する効果も確認されました。
詳しくは、「茶コンソーシアム」の頁を参照ください
https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/vegetea/043605.html
当店のべにふうき茶は、「粉末スティックタイプ」と「ティーバック」の2種類をご用意いたしております。
べにふうき茶の頁 http://organiccha.com/SHOP/34713/list.html
個人的感想:私も長年花粉症に悩まされてきましたが、花粉の季節に飲み続けることによりかなり軽減されました。花粉症を完治するものではありませんが日常の生活に支障が出ないようになり大変助かっております。漢方薬のように徐々に改善されると思います。少し味が強く、正直一般的なおいしいお茶ではありませんが花粉症を改善できる一つの方法だと思うといいですね。
*ただ、個人により違いがありますので全ての方に改善されるとは言えませんので責任は負いかねます。自己判断にて選択してください。
2018-03-19 17:56